…2018年08月22日 更新
先週は秋のような涼しい日が続きました。
猛暑でお散歩をひかえていたわんちゃんたちも、久しぶりにのんびりお外を楽しめたのではないでしょうか。
お散歩はわんこにとって必要で楽しいものですが、気をつけなくてはならないこともあります。
その1つがノミやダニなどの寄生虫です。
毎年夏になると、ごくわずかではありますが、ノミやダニが寄生してしまっている子がいます。
ダニは血を吸うと5mmほどに膨れるので、目で見て気づきやすいです。
いる場所も顔や頭などの毛の少ないところが多いので、見つけやすいです。
(ダニが皮膚に食いついてしまっていたら、無理にとると口の部分が残ってしまうので、獣医さんでとってもらってくださいね!)
それにひきかえノミはというと、大きさはごま粒よりも小さく、毛の深いところにいるためすぐには気づけません。
かなり繁殖していても気にしないと気づかないかも知れません。
ノミは約13度以上あれば生きることができ、1匹つくと1週間ほどで産卵→孵化と繁殖していくそうです。
完全に寄生されている子は、背中の皮膚に砂のような黒い粒がたくさん見られます。これはノミのフンで、水に濡らすと赤褐色になり溶けます。
残念ながら、ノミはシャンプーをしても死にません。水に流れて数は減りますが、取りきることはできないのです。
ほとんど外には出ない子でもノミがついていることがあり、わんこについたノミは人にもつきます。
蚊に刺されるよりも強いかゆみが続き、噛まれたところは小さな水膨れになります。
もちろんわんこも噛まれたらかゆい!!
そこから皮膚疾患になることもあります。
このやっかいなノミを駆除するためには、獣医さんなどでもらえるノミ駆除薬を使うしかありません。
先にも書きましたが、ノミは13度以上で生存するので、冬場も暖かい室内なら死にません。
今やノミ(ダニも)は1年中いると考え、1年中予防が必要だと言えます。
いつ、どの子にもノミが寄生する可能性はあります。
ぜひノミ、ダニ予防をお願いします!!
長くなりましたが、今週のお客様をご紹介します✨
みなさま、ありがとうございました〜(*´∀`*)ノ